つまりhoge@gmail.comっていうアドレスを持っていれば、hoge+moge@gmail.comでもhoge@gmail.comで受け取れるというもの。
例えば、この機能を利用して登録サイト毎にメールアドレスを変えておけば、メールアドレスが漏洩してダイレクトメールが来るようになったときに、どのサイトから漏れたかがわかる。
ってこんなの自宅サーバでも会社でも、とっくの昔にやってたぜってことでその設定方法を紹介しておく。ただし、うちのやり方ではデリミタは+(プラス)ではなく.(ドット)。
/etc/mail/sendmail.cfに次のような行がある。
R$+ < @ $=w . > $#local $: $1 regular local name
これは、ホスト/ドメイン名付きのメールアドレスをローカル判定する部分なので、この上に
R$+ . $+ < @ $=w . > $#local $: $1 regular local name
という行を追加。あとローカル上でのアカウント部だけの判定部分
R$+ $#local $: $1 regular local names
っていう行があるので、同様にこの上に
R$+ . $+ $#local $: $1 regular local names
という行を追加する。要は「regular local names」ってコメントされている行の上に、パターンに「. $+」を追加したルールを増やせばよい。
で、sendmailを再起動するなりSIGHUPを送るなりすれば、
hoge.moge@hoge.jpもhoge.psn@hoge.jpもhoge@hoge.jpに送られるようになる。
※当然だが、sendmail.mcからsendmail.cfを新たに生成した場合、この修正は上書きされる。
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